2017.7.19 08:00

【小早川毅彦の打診球診】巨人・高木勇、走・攻でも必死さ伝わってきた

【小早川毅彦の打診球診】

巨人・高木勇、走・攻でも必死さ伝わってきた

力投する巨人・高木勇=ナゴヤドーム(撮影・長尾みなみ)

力投する巨人・高木勇=ナゴヤドーム(撮影・長尾みなみ)【拡大】

 (セ・リーグ、中日6-1巨人、14回戦、巨人9勝5敗、18日、ナゴヤD)高木勇はよく投げた。山口俊の先発取りやめというアクシデントの中、しっかり試合を作った。中日打線の対応を見る限り、直球にも変化球にも合っていなかった。元々は先発組。遜色のない内容も、うなずける。

 投げるだけでなく、打者としても走者としても、必死さが伝わってきた。三回一死一塁の打席では、送りバントを三塁手の猛チャージに阻まれながら(二封)、全力疾走して自分は一塁に生きた。五回には二死から右前打して、長野の二塁打で再び全力疾走。右翼手が打球処理にもたつく間に(失策)、生還した。

 皮肉にも、走塁の疲労が影響した。五回には球が抜けて、福田に真ん中のスライダーを本塁打にされた。先発としてのブランクがある分、あとは球数とイニングを増やす努力が必要になる。

 試合前、高橋監督に「最近、よく動くね」と、機動力をからめた采配について聞くと「先発がしっかりしているからこそ、動けるのです」という答えが返ってきた。

 よい攻撃は、投手の踏ん張りがあってこそ。今の巨人には、その流れができつつある。高木勇が先発ローテーションに復帰するのであれば、その自覚も強く持ってほしい。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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  • 先発の巨人・高木勇=ナゴヤドーム(撮影・山下香)
  • 2回を無失点に抑えガッツポーズを見せる巨人・高木勇=ナゴヤドーム(撮影・長尾みなみ)
  • 5回途中、降板する巨人・高木勇=ナゴヤドーム(撮影・長尾みなみ)
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