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【佐藤春佳のスポーツブレーク】故障者続出『ヤ戦病院』は人災

【佐藤春佳のスポーツブレーク】

故障者続出『ヤ戦病院』は人災

特集:
佐藤春佳のスポーツブレーク

 「毎年毎年…恥ずかしいよ」-。チーム内からも、そんな声が聞こえてきた。6月24日、ヤクルトはブルペン捕手だった新田と育成契約を結んだ。故障者が続出し2軍の試合が立ち行かなくなっての緊急措置。実際、同日の2軍戦では野手の控えが当の新田だけ、という状況だった。

 誰が言ったか『ヤ戦病院』。こうも毎年続けば、ただの不運ではなく「人災」。根本的な解決を目指しながらも、同時に「故障者は出るもの」という前提に立ったチーム編成と危機管理をするべきだ。

 ヤクルトの支配下選手は12球団最少の66人。ここ数年は育成選手を加えて70人を超えない編成を貫く。選手の心情に配慮した、この球団らしい温かさでもある。しかし…。今季の戦力を見れば、病気や故障を抱える選手や手術明けの選手が多く、ここ2年のドラフト指名選手は12人中7人が高卒と育成途上。フル稼働が見込めない戦力は最初から全体の4割近かった。主力の故障者が出始めた時点で迅速に動く手はあったし、さらに言えば現状は編成のアンバランスさが招いたともいえる。

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