2017.7.3 08:00

【小早川毅彦の打診球診】「好球必打」ができない巨人打線

【小早川毅彦の打診球診】

「好球必打」ができない巨人打線

7月2日 巨人対DeNA 6回、好機に三振に倒れる巨人・亀井=東京ドーム(撮影・矢島康弘)

7月2日 巨人対DeNA 6回、好機に三振に倒れる巨人・亀井=東京ドーム(撮影・矢島康弘)【拡大】

 (セ・リーグ、巨人1-9DeNA、12回戦、6勝6敗、2日、東京D)DeNA打線と巨人打線の差。それは、打つべき球を捉えられるか、打ち損じるかだ。

 二回のロペスの左越え先制ソロと倉本の左越え2点二塁打は、いずれも真ん中に抜けてきたスライダー。三回の筒香の右越え2ランは、やはり真ん中に入ってきた137キロの“半速球”だった。

 そう。難しい球は、簡単に打てるものではない。いかに甘い球を逃さないか。好球必打が打撃の基本。巨人打線は、それができないのだ。深刻な本塁打欠乏症も、無理はないだろう。

 試合前の打撃練習からして、しっかりと振り切れている選手が少ない。ボールにバットを合わせにいっている。上半身だけで打ちにいっている。

 両足の裏で土をグッとつかむ感覚で、ギュンとからだ全体を回転させる-。そういうスイングでなければ、力強い打球は生まれない。

 その上で、「甘い球がきたら、ひと振りで仕留めてやる」という心の準備と集中力を、併せ持つこと。

 これらが改善されない限り、巨人の浮上はないと思う。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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