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【球界ここだけの話(947)】広島・田中のフェンス“直撃二塁打”の“犯人”は松山 夢プレー可能なマツダスタジアム

【球界ここだけの話(947)】

広島・田中のフェンス“直撃二塁打”の“犯人”は松山 夢プレー可能なマツダスタジアム

6月23日、一回、広島・田中の打球は阪神の左翼手・福留の頭上を越えて消える…

6月23日、一回、広島・田中の打球は阪神の左翼手・福留の頭上を越えて消える…【拡大】

 ゴルフのホールインワン発生確率は、野球のサイクルヒットの確率に近い、と大学教授をしている我が友人が力説していた。では、この事件の確率はどうなんだろう。

 6月23日、マツダスタジアム。広島・田中が放った打球が、左翼フェンスにある小さな裂け目にスッポリ飛び込んだ。日本プロ野球史に語り継がれそうな「消える魔球」ならぬ「消える打球」騒動。球場内でボールが消えるなんて、誰も想像できなかったはず。

 なんで、そんな“穴”ができたのか? 放置されたままだったのか? 球場の整備にミスがあったんだろうと思っていたから、最初は憤りもあったが、試合後のカープ選手たちのコメントで事情が分かると、責める気持ちが和らいだ。

 打球を放った田中によると、犯人は松山。しかも、外野フェンスに登って打球を処理しようとした際に裂けたんだとか。もともと、マツダスタジアムは“登れる外野フェンス”が売りの一つ。おかげで、過去に赤松がセンターのフェンスをよじ登ってホームランを“強奪”するシーンが生まれた。

 日本中のプロ野球本拠地を見渡しても、こんな夢プレーが可能な球場はここだけ。スーパープレーを追い求めてできてしまった“穴”なら、まあ許そう。試合後の左翼外野フェンス付近で修復作業を進めている関係者の姿を見つつ、改めて思ったことがある。

 どうせなら、そのままにしておけば…

 ふと思い出したのが、ヤフオクドーム右翼フェンスにある福岡銀行の広告。そこには、ゆるキャラ「ユーモ」がグラブを持つ姿が描かれている。そして、そのグラブに直接打球を当てれば、なんと賞金100万円。15年近く続く懸賞に、達成者はわずか6人。こちらもホールインワン級の快挙だ。昨年、オリックスの外国人ボグセビックがぶち当てて、あまりになじみのない選手だったため、贈呈する福岡銀行側を困惑させたが…。

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  • 試合後、1回の田中広輔の打球が入ったフェンスを検証する広島の球団関係者
  • 試合後、広島・田中の打球がめり込んだ付近を確認する関係者ら
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