2017.6.12 13:00(1/2ページ)

【球界ここだけの話(934)】中日・松井雅を有名にした本塁打取り消しの珍事…「ベース踏んでいない」とアピールなかったら? 

【球界ここだけの話(934)】

中日・松井雅を有名にした本塁打取り消しの珍事…「ベース踏んでいない」とアピールなかったら? 

9日のオリックス戦で中日・松井雅(右)はマレーロ(奥)の本塁踏み忘れに気づく

9日のオリックス戦で中日・松井雅(右)はマレーロ(奥)の本塁踏み忘れに気づく【拡大】

 プロ8年目の中日・松井雅人捕手(29)にスポットライトが当たったのは6月9日のオリックス戦(京セラ)だった。この日が、デビュー戦だったオリックスの新外国人、マレーロは五回、左中間にドデカい一発を放ったが…。

 “来日初アーチ”に興奮しすぎたのか? ホームベースを空過(踏み忘れ)してしまった。本塁打は取り消されて記録は三塁打に。この球史に残る珍事は、松井雅のアピールから生まれた。

 「球審に『ベースを踏んでいないが、どうすればいいか』と聞いたら『一塁の吉本塁審が見ているので、プレーがかかってからアピールしてほしい』と。(投手が)1球投げたら無効になるのはわかっていた。いつも(ベースを踏んだかは)見ていますが、(野球人生で)初めてです」

 翌10日の同戦で、マレーロは来日初アーチ。両足でホームベースを踏んで話題をかっさらい、松井雅も試合前に名古屋の民放テレビ局のインタビューを受けるなど時の人に。周囲からは「よく見ていた」「ファインプレーだ」と称賛された。

 松井雅の指摘がなければ、マレーロは本塁打としてカウントされていたからだ。

 後日、この一戦で審判を務めていた一人は「わたしも、こんな場面に遭遇するのは初めて。松井雅捕手から『ベースを踏んでいない』とアピールがなかったら? この話題はオモテに出なかったでしょう。審判には守秘義務がありますから(笑)」と明かした。

【続きを読む】

  1. サンスポ
  2. 野球
  3. プロ野球
  4. 中日
  5. 【球界ここだけの話(934)】中日・松井雅を有名にした本塁打取り消しの珍事…「ベース踏んでいない」とアピールなかったら?