2017.6.4 08:00

【小早川毅彦の打診球診】「とにかくアウトを取る」意識足りなかったG田口

【小早川毅彦の打診球診】

「とにかくアウトを取る」意識足りなかったG田口

 (セ・パ交流戦、巨人4-5オリックス、2回戦、オリックス2勝、3日、東京D)3戦連続で1点差負け。リードしてもひっくり返される。追いつきそうで追いつけない。巨人は何をやっても駄目…という状態に陥った。

 試合前、高橋監督と話した。「こういうときは、序盤の失点とか、取り損なった得点とか、後になって、あの1点が…とズッシリくるんだよね」-と。皮肉なことに、その通りの展開。

 一回に田口がT-岡田に喫した3ランは、カウント2-1から、ストライクを欲しがって真ん中に入った直球を、打たれたもの。五回の5点目は、やらずもがなの死球がきっかけ。どちらも終わってみれば、大きく響く失点。「そこだけには投げない」「無駄な走者だけは出さない」。そして、「とにかくアウトを取る」という強い意識を、持つべきだった。

 打者も同じ。「とにかく自分はアウトにならない」という意識だ。1人の力ではどうにもならない状態だけに、自分で決めようという考えは捨てる。「村田に回せ」を合言葉にした「つなぐ野球」と言い換えてもよい。

 現状から脱するには、泥臭いようでも、そうした意識に徹するしかない。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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