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【球界ここだけの話(916)】巨人・重信、“神走塁”鈴木尚広氏から背中を押された言葉とは?

【球界ここだけの話(916)】

巨人・重信、“神走塁”鈴木尚広氏から背中を押された言葉とは?

昨年8月30日のヤクルト戦でプロ初盗塁を決めた巨人・重信慎之介

昨年8月30日のヤクルト戦でプロ初盗塁を決めた巨人・重信慎之介【拡大】

 試合終盤、ベンチの隅でヘルメットを被り、小さなジャンプを繰り返し戦況を見つめる。打者が出塁すると、グラウンドに飛び出す。巨人・重信慎之介外野手(24)が代走で起用される姿は、“走塁のスペシャリスト”の面影と重なる。

 ここまで43試合で8試合に先発出場しているが、50メートル走5秒7の俊足を買われて12試合に代走で起用された。出番は終盤の勝負どころ。昨季までは“神走塁”で巨人を救ってきた鈴木尚広氏(39)が担っていた切り札の役目だ。

 「去年よりも投手の動きを研究するようになりました。1つのリードや帰塁にも反省はあります」と重信。一塁ベースコーチを務める井端内野守備走塁コーチらに積極的に指導を受けながら、重圧と戦っている。

 5月18日のヤクルト戦(東京ドーム)、0-1で迎えた八回一死。重信は一走の代走で起用されたが盗塁失敗。ヤクルト・石山の執拗(しつよう)な牽制(けんせい)に、わずかにスタートが遅れた。試合後のロッカールームでは電話を手に取った。かけた相手は鈴木氏だった。大先輩からは「アウトになっても、きわどい牽制が来ても、臆することなくスタートを切れ」と背中を押された。

 「何かあったときに、『きょうはこうだったんですけど、尚広さんならどう思いますか』と聞いてみることはあります」

 帰塁、リードなど相手投手との駆け引きやスライディングについて、同じ経験を味わってきた“師匠”と意見を交換。その言葉の一つ一つを胸の引き出しにしまっている。

 重信が早大からドラフト2位で入団した昨年、鈴木氏は20間の現役生活を終えた。2人が一緒にプレーした時間は短かったが、重信には忘れられないシーンがある。

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