2017.4.7 20:52

広島D1・加藤、あと2人でノーヒットノーラン逃すも鯉党の前でプロ1勝

広島D1・加藤、あと2人でノーヒットノーラン逃すも鯉党の前でプロ1勝

先発の広島・加藤=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)

先発の広島・加藤=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)【拡大】

 (セ・リーグ、広島4-1ヤクルト、1回戦、広島1勝、7日、マツダ)広島のドラ1右腕、加藤拓也投手(22)=慶大=が九回一死まで燕打線に安打を許さず。ノーヒットノーランまであと2人まで迫ったが、一死一塁の場面でヤクルト・バレンティンに安打を許し、惜しくも快挙を逃した。続く雄平に適時打を浴び一死一、二塁としたところで降板。しかしプロ初登板で九回途中2安打1失点の白星デビューを飾り、本拠地の鯉党の前でプロ1勝を挙げた。

 一回、ヤクルトの1番・大引を右飛に、2番・坂口を補ゴロに打ち取った加藤は、続く山田を空振り三振仕留め、三者凡退で発進。

 鯉打線もドラ1右腕を援護し、二死走者なしで打席に入った丸がヤクルト先発の石川から右越えの二塁打。続く新井が石川の5球目を左翼へ弾き返して二塁打とし、二走・丸が生還した。新井は前夜の中日戦の決勝犠飛に続いて2日連続打点。

 新井の援護を受けた加藤は、二、三回はともに自らの四球で二死一、二塁のピンチを招くも無失点にしのいだ。

 その裏、広島は丸が二ゴロに倒れるも新井、鈴木の連打で一死一、二塁。6番・エルドレッドの遊ゴロの間に両走者がそれぞれ1進し、二死二、三塁に。続く小窪が石川の6球目を打ち、走者2人が生還。3-0とし、ドラ1新人に強力な援護射撃。八回にも一死満塁から8番・石原の犠飛でさらに加点した。

 加藤は初めてのお立ち台で、「すごくほっとしてます。勝てて本当によかったと思います」と息をついた。大記録まであと一歩と迫った九回のマウンドを「応援がすごい聞こえたので自分としては心強かった」と振り返った。また打撃や守備で援護してくれた先輩たちにも「すごいありがたく、頼もしい先輩たちだと思いました。自分だけの力じゃなくて、先輩たちの力でしっかり0点に抑えてもらった」と感謝した。

 自身のピッチングに関しては「フォークはストライク、ボールしっかり投げれたのでそれが一番よかった」としつつも、「次はもっと四球を減らして、ヒットはもうすこし打たれてもいいと思うんですけど、しっかり投げたいと思います」とさらなる飛躍を誓った。

 東京六大学リーグでは通算26勝をマークした加藤。昨年9月17日の東大戦(神宮)で、同リーグでは史上24人目のノーヒットノーランを達成していた。

緒方監督(加藤に)「大きな大きな仕事をしてくれた。すばらしい、度胸のあるピッチングを見せてくれた」

石原(加藤をリードし)「四球を出した場面は結構あったけど、自分の球をしっかり投げられた。勝てたことが一番」

広島・畝投手コーチ(加藤に)「7四球だったけど、フォークボールをうまく操れたから大きく崩れなかった」

小窪(17打席目で初安打が2点適時打)「ふがいない成績だったので何とかしたかった」

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  • 先発の広島・加藤=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • 5回、ヤクルト・大引をニゴロに打ち取った広島・加藤=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • 1回、適時二塁打を放ち手を叩く広島・新井=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • 1回、適時二塁打を放つ広島・新井=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
  • 3回、2点適時打を放つ広島・小窪=マツダスタジアム(撮影・鳥越瑞絵)
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