2017.1.27 05:00

【’17春を待つ(下)】夏春連覇へ!作新学院・大関、今井直伝カットで横綱級の活躍を

【’17春を待つ(下)】

夏春連覇へ!作新学院・大関、今井直伝カットで横綱級の活躍を

作新学院を引っ張る大関。昨夏に続く栄冠を目指す

作新学院を引っ張る大関。昨夏に続く栄冠を目指す【拡大】

 1962(昭和37)年に甲子園で春夏連覇した作新学院が、今度は夏春連覇に挑む。昨夏はエース右腕・今井達也投手(西武D1位で入団)を中心に54年ぶりに日本一に輝いた。“ポスト今井”として決意を示すのは、エース左腕・大関秀太郎投手(2年)だ。

 「今度は自分たちがセンバツに優勝したい気持ちはあるけど、まず1戦。今井さんたちの代もそうでしたから」

 最速152キロ右腕の今井から、最速135キロ左腕は多くのものを学んできた。マウンドに立つまでの準備、練習法、新たな球種をマスターする方法。今、取り組んでいるのは今井直伝のカットボールだ。

 「右(投げ)と左(投げ)だし、(球の)スピードも違う。でも、真っすぐとスライダー、チェンジアップ中心だった自分が、自分なりに使えるようにできればと思っているんです」

 昨夏の甲子園でベンチから外れた悔しさを秋の大会にぶつけた。球持ちのよさと制球力、度胸で9試合70回2/3を投げ、被安打58、55奪三振で自責点は8、防御率1・02。堂々たる結果を残し、夏春連覇へ動き出した。ここに“今井カット”をプラスし、「トップは目指すが、秋を見て、まだまだ全国で戦えるとは思えない」と冷静に分析する小針監督の期待を上回る活躍を期す。 (高校野球取材班、おわり)

大関 秀太郎(おおぜき・しゅうたろう)

 1999(平成11)年4月6日生まれ、17歳。栃木県出身。小2で軟式野球の宇都宮ドリームズに入り、陽南中時代は硬式の上三川ボーイズで投手。作新学院では1年秋にベンチ入りも昨夏は甲子園のメンバーから外れた。1メートル72、70キロ。左投げ左打ち。家族は両親と姉。

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