2017.1.17 05:02

野球殿堂の特別表彰に故鈴木氏 公認野球規則の制定、改正に尽力

野球殿堂の特別表彰に故鈴木氏 公認野球規則の制定、改正に尽力

殿堂入りした鈴木美嶺氏=野球殿堂博物館(撮影・荒木孝雄)

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 2017年の野球殿堂入りが16日、東京・文京区の野球殿堂博物館で発表された。アマ球界などが対象になる特別表彰では、公認野球規則の編纂(へんさん)に尽力した故鈴木美嶺氏が選ばれた。

 鈴木氏は旧制八高から東京帝大(現東大)へ進学。卒業後は毎日新聞で記者をしながら東京六大学リーグの審判員を務めた。死去した1991年まで公式記録員として同リーグにかかわり、母校・東大野球部OB会長の橘谷健氏は「本人も喜んでいると思う」と受賞を感謝した。

 55年にプロとアマチュア合同の規則委員会が発足した際には、それまで別々だった公認野球規則の一本化に携わった。ルールを明瞭に説明した多くの著書でも野球の普及に尽力。元アマチュア野球規則委員長の麻生紘二氏は「雲の上の存在。ご自身がルールブックのような人だった」と故人を懐かしんだ。

鈴木 美嶺(すずき・みれい)

 1921(大正10)年9月3日生まれ。兵庫県出身。第八高等学校を経て戦前の東京六大学リーグで東京帝大(現東大)の内野手として活躍。46年から49年まで東京六大学の審判員を務めた。54年から東京六大学野球連盟規則委員となり、55年からは日本野球規則委員会編纂委員として公認野球規則の制定、改正に当たった。91年10月、70歳で死去。

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