2017.1.15 13:00

【球界ここだけの話(787)】広島・鈴木誠也、大野寮の門限にたびたび遅れそうになった理由とは…

【球界ここだけの話(787)】

広島・鈴木誠也、大野寮の門限にたびたび遅れそうになった理由とは…

広島・鈴木誠也外野手

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 広島のドラフト1位・加藤拓也投手(22)=慶大=ら新人6選手が7日、広島・廿日市市内の大野寮に入寮した。寮長の道原裕幸さん(67)はルーキーに寮内のルールを丁寧に説明していた。

 「団体生活するので最低限のことを守ってもらいます。あいさつは聞こえるようにする。朝食は必ず食べる。門限を守るとかですね」

 道原さんは1971年にドラフト1位で広島に入団。主に捕手として通算532試合に出場し、打率・210、5本塁打、63打点の成績を残し1979、80年のリーグ連覇に貢献するなど広島の黄金期を支えたひとりだ。引退後はバッテリーコーチや寮長を務めるなど後進の育成にあたっている。

 その寮長が口酸っぱく指導しているのが食事と時間の大切さだ。午前8時から9時15分までに必ず食堂に来て、朝食を取る必要がある。もし、時間に遅れた場合は2軍首脳陣へ報告がいって、練習に参加できない場合もあるという。

 ほかにも、門限は午後10時30分で、もし遅れるようなことがあれば外出禁止のペナルティー。その門限にたびたび遅れそうになった若鯉がいたという。その男は、昨季打率・335、29本塁打、95打点で“神ってる”活躍をした鈴木誠也外野手(22)だった。

 「鈴木はいつも練習していて門限スレスレでした。(寮横の)室内(練習場)でバットを振っていました。門限があるから『目の届く範囲で素振りしてくれ』と言っていた覚えがあります」

 午後10時30分以降は寮近くのスペースで素振りをしていたという。その鈴木は暗闇の猛特訓の成果もあって、2軍メンバー中心の大野寮から巣立って1軍を舞台に活躍している。

 道原寮長は「1軍で活躍している選手はよく食べて、よく練習していました。丸、安部もそうでした。菊池は入寮日には室内で練習していましたと」と話す。

 広島のルーキーは8日から新人合同自主トレをスタート。先輩を見習って、まずは1日でも早い大野寮卒業を目指す。(柏村翔)

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