2017.1.6 13:00

【球界ここだけの話(778)】多和田、本田圭佑…辻西武の命運を握る1993年生まれの年男 

【球界ここだけの話(778)】

多和田、本田圭佑…辻西武の命運を握る1993年生まれの年男 

西武・多和田

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 2017年は酉年。西武では、なんと1993年生まれの年男が、10人も在籍している。

 まず、名前が挙がるのは昨年のドラフト1位で、今季は菊池と開幕投手を争う多和田だ。1年目の昨季は右肩の故障で出遅れたものの、7勝(5敗)を挙げ、オフには800万円増の年俸2300万円で契約を更改した。

 このオフに若獅子寮を退寮。その際、自らの手で黙々と荷物を運び出すのを見て「稼いでいるのに偉いなあ」と感心していたのだが、実際は「引っ越し会社に予約するのを忘れていました…」。1メートル82の体を縮め、大量の荷物をこっそりとレンタカーで運ぶ姿はどこかほほえましかった。

 「あまり考え込まない」という沖縄出身らしいおおらかな性格。辻新監督も「プロ向き。頼もしいね」と大いに期待を寄せる。

 昨季7人が起用された遊撃では、年男による仁義なきレギュラー争いが勃発しそうだ。申年(92年)生まれの外崎もいるが、その他の候補は年男がそろう。昨季後半からレギュラーに定着した呉念庭(ウー・ネンティン)に加え、今季から浅村の背番号「32」を継承した永江、D3位の源田(トヨタ自動車)が名を連ねる。守備は一級品で「2割5分打ってくれれば…」と周囲が口をそろえる永江。社会人で9番を打っていた源田も同じく打撃が課題の選手だ。

 昨年11月のU-23(23歳以下)W杯(メキシコ)で優勝に大きく貢献した右腕・本田圭佑も先発ローテ入りへ虎視眈々だ。

 辻監督は「若手の突き上げがないと優勝できない」とたびたび口にする。今季のスローガンは「CATCH the ALL つかみ獲れ!」(発音はキャッチ・ジ・オール)。当然、若手には「レギュラーをつかみ獲れ!」との意味合いも込められている。スローガン発表の際に指揮官は「キャッ“ツジ”オールにすればよかったかな」と見事な(?)“オヤジギャグ”を飛ばしたが、年男の何人が監督の心をつかんで、レギュラーをつかみ、そしてファンの心をつかむのか注目したい。(花里雄太)

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