育成契約となった西田直斗=阪神鳴尾浜球場(撮影・岩川晋也)【拡大】
阪神は14日、鳴尾浜の施設内で西田直斗内野手(23)と育成選手契約の交渉を行い、合意した。支配下登録から育成選手契約となり、背番号は「33」から「133」に変更になる。年俸は80万円ダウンの500万円(推定)となった。
悔しい通達を受けたが「普通にやっていたら絶対に無理だし、何か変わったなと思われないと自分を見てもらえない。野球をやらせてもらえることに感謝をして、阪神で野球をやりたい」と前を向いた。
大阪桐蔭高で藤浪の1年先輩にあたる西田は、2012年にドラフト3位で入団し、巧打の内野手として期待されてきた。13年に1試合で2打数無安打に倒れて以降は1軍出場がなく、今季もウエスタン・リーグ62試合に出場し、打率・238(143打数34安打)、2本塁打、17打点だった。