また、アレックス・ゲレーロ外野手(29)=ドジャースFA=も昨季メジャーで11本塁打を放ったスラッガーで、外野だけでなく三塁を含めた内野を守れるのが魅力。さらに三塁手の韓国リーグ・LGツインズのルイス・ヒメネス内野手(28)や、今季ドジャース3Aで打率・328、18本塁打をマークして三塁も守れるオコエ・ディクソン外野手(26)らがリストアップされているもようだ。
近年阪神が悩まされ続けている「三塁手問題」。今季もヘイグが2015年の3A首位打者という触れ込みで入団したが、打も守も振るわず、わずか31試合で見限られた。その後は取っ替え引っ替え。最後に守った鳥谷を含め、計8人もスタメンに名を連ねた。
20日のドラフト会議では、守備にも定評がある大砲候補の三塁手、大山を単独指名で獲得。ただ、これで問題が解決したわけではない。ルーキーゆえ、来年即、計算できるかは未知数。指揮官も最初は二遊間でスタートさせて、可能性を広げる方針を示している。