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進化続ける怪物!早実・清宮、バックスリーン73号&場外74号/秋季東京大会

進化続ける怪物!早実・清宮、バックスリーン73号&場外74号/秋季東京大会

8回、2点本塁打を放つ早稲田実業・清宮幸太郎=市営立川球場(撮影・塩浦孝明)

8回、2点本塁打を放つ早稲田実業・清宮幸太郎=市営立川球場(撮影・塩浦孝明)【拡大】

 青空に快音を響かせた。八回二死三塁、清宮は高めの直球を振り抜き、右翼芝生席の後方場外へ、この日2本目のアーチを架けた。大きな歩幅でダイヤモンドを一周する17歳には、風格すら漂っていた。

 「とにかくランナーをかえして勢いをつけようと思っていた。最高の結果になりました」

 最初の2打席はともに三邪飛。「ボール球を打って足を引っ張った。3打席も凡退するわけにはいかない」と、主将としてチームのテーマに掲げる「好球必打」を再確認し、すぐ修正した。

 四回二死一塁の第3打席でバックスクリーンに2ランをたたき込み、ブロック代表決定戦・立志舎戦、1回戦・日本学園戦に続く公式戦3連発。第5打席で智弁学園・岡本和真(現巨人)を超える高校通算74号を放ち、チームを16強に導いた。

 嫌な記憶があった。昨年10月12日、市営立川球場での2回戦という、この日と同じシチュエーション。二松学舎大付に1-2で敗れ、センバツへの道を閉ざされた。「『去年も立川の2回戦で負けている』とみんなで言っていた。乗り切れたのは、次につながると思います」。日差しが強く「ボールが見えにくい」という“鬼門”を自らのバットで打ち破った。

 「(本塁打の)本数は気にしていない。打てるだけ打ちたい。センバツへの道はこれが最後。行ってみたいし、みんな同じ気持ち」。早実にとって2013年以来のセンバツへ。怪物が力強く歩を進める。 (谷川直之)

  • 清宮は四回、バックスクリーンに2ラン。八回にも2ランを放ち、高校通算本塁打数を「74」とした(撮影・塩浦孝明)
  • 日大一に勝利した早稲田実業・清宮幸太郎ら=市営立川球場(撮影・塩浦孝明)
  • 4回、2点本塁打を放った早実・清宮=市営立川球場(撮影・塩浦孝明)
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