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【手記】DeNA・池田球団社長、こんな9月の景色を見るのは初めて

【手記】

DeNA・池田球団社長、こんな9月の景色を見るのは初めて

池田純・DeNA球団社長

池田純・DeNA球団社長【拡大】

 5年目にして、やっとクライマックスシリーズ(CS)進出を果たしました。長かったか、短かったかではなく、一つの到達点に来られた事実が重要なことだと思います。本当に、よかった。

 【5年前】

 2011年オフに社長に就任し、全試合でスタンドを満員にして、収支を黒字にすることを最大の仕事と思って、やってきました。当時の横浜スタジアムは閑散としていました。他の5球団から、常に見下されている感覚もありました。

 ベイスターズと当たれば、連敗していても調子を取り戻すことから「ベイスクリニック」と言われ、ミスを連発する負けパターンは「ベイスボール」などと形容されました。どうにか3連戦で1つ勝ちたいというところからのスタートでした。

 黒字にするんだと選手の前で言った際には、職員から「プロ野球に、なぜ黒字が必要なんだ」と返され、驚いたこともあります。物事を大きく変えるときは軋轢(あつれき)が生じます。しかし、そんなものに負けていたら何もできません。

 私は経営再建がチームの強さにつながり、横浜の街を元気にすると信じてきました。それは証明できたと思います。プロ野球における「経営」のあり方を、前向きに捉えてくれる空気ができたとも感じています。

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