笑顔の阪神・ゴメス=甲子園球場(撮影・永田直也)【拡大】
「桁がひとつ違ってくるから。98とかよりは、100いったという方が。でも、どうするっていったら、(試合に)出すしかないんだから」
今季は先発で92試合。将は残り7試合もスタメンで出し続ける考え。十分実現可能な数字だけに、キッチリと超えてみせろというわけだ。
高卒、大卒の違いはあるが、監督自身、入団4年目に初めてシーズン100安打をクリア。翌年の打率3割到達へのステップにした。教え子も金本流の飛躍へ。7連戦の5戦目が雨で流れ、休養はできた。力を蓄えた北條が“ケタ違い”の活躍へと突き進む。 (高瀬悟嗣)
新庄剛志という男
1990年~2000年に阪神で活躍。92年には亀山努との「亀新フィーバー」を起こし、チームも2位で、6年ぶりにAクラス入りした。01年FAでメッツに移籍すると、02年にジャイアンツ、04年に日本ハムに移籍した。06年に現役を引退。ゴールデングラブ賞を計10度、ベストナイン計3度受賞。04年のオールスター史上初のホームスチールを成功させた。NPB通算は1411試合に出場し、打率・254、205本塁打、716打点。MLB通算は303試合に出場し、打率・245、20本塁打、100打点。