2016.9.14 13:00

【球界ここだけの話(664)】西武の本田圭佑は超マジメな持ってる男

【球界ここだけの話(664)】

西武の本田圭佑は超マジメな持ってる男

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
西武・本田圭佑

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 やはり持っていた。西武のドラフト6位・本田圭佑投手(23)が9日に初めて1軍に昇格すると、11日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で初登板。七回から2イニングを投げ、内川ら強打者を相手に無失点に抑える堂々の投球で、18日の楽天戦(西武プリンスドーム)での初先発を勝ち取った。

 「ここまであまり長くなかった。ファームで課題克服の練習をする時間が必要だと思って、やっていた。スカウトの方からも(活躍するのは)2、3年後でいいからといわれたので、焦らずじっくりと思っていた」

 西武の先発投手は十亀、野上、外国人投手らが不振で、誠、佐野ら若手も結果を残せず。他の投手が好調なら、先発どころか、1軍にも上がれなかった可能性もある。

 「プロに入ったときは2軍戦でも全く通用しなかった。今は真っすぐも強くなったといわれるし、変化球もストライクが入るか入らないかだったのが、苦しい場面でもストライクを取れるのが増えてきて、どのボールも精度がよくなってきた」と、のびしろがあった。そこにチャンスが転がり込んできたのだから、やはり「持ってる」のだろう。

 そんな本田は、超マジメな男だ。

 横田2軍監督は「マジメすぎるので、1軍ではどうかと心配していたけど(2回無失点は)意外だった。ストライクゾーンの中で、しっかり勝負できていた」と落ち着いた投球に驚いたほど。

 清川2軍投手コーチは「ファームの選手で一番マジメ。『もうやめておけよ』というまで練習を続けている。みんな1軍にいくと球が高めに浮くのに、しっかり低めに投げられていた」と評価した。

 やはり避けては通れないのは名前だ。入寮、1軍昇格、デビュー戦と、ネットなどで節目は大きく取り上げられたが、「地元(宮城)の家族や友達も喜んでくれているので、いいことだと思います」と前向きに受け止めている。

 初先発も大いに話題を呼ぶだろうが「持ってる」ところをマウンドで発揮してもらいたい。(塚沢健太郎)

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