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阪神・金本監督「やりたい野球」できた!鳥谷が意地のV打&本塁打

阪神・金本監督「やりたい野球」できた!鳥谷が意地のV打&本塁打

三回に先制打を放った鳥谷。若虎のチャンスメークに2番で応えた

三回に先制打を放った鳥谷。若虎のチャンスメークに2番で応えた【拡大】

 五回一死。再びスライダーを一閃した。右翼へ7月5日の巨人戦(東京D)以来52試合、68日ぶりの7号ソロ。燕のサブマリンに今季初めて、土をつけた。

 スタメン復帰から直近6試合は6、7番だった打順を、片岡コーチと話し合い「急きょ変えた」と指揮官。元々、就任時から「面白い」と話してきた『2番・鳥谷』が見事にハマった。

 神宮室内での打撃練習中。監督と鳥谷が話し合うシーンがあった。身振り手振りを見る限り、守備の話の様子。その後、指揮官は北條を呼んだ。「きのうのプレーを、ちょっと怒ったんや。三遊間のね」。前日、三遊間に高く跳ねたゴロが左前へ抜ける適時打があった。まだプロの遊撃としては新米の北條。ベテランの経験を注入し、チームとして若手を育て上げる。そんな雰囲気を感じさせるシーンだった。

 遊撃から三塁へ“仕事場”が変わった主将も、「ポジションは自分で決められるものじゃないので、チームに必要とされるところでやっていく」とフォア・ザ・チームを強調。デーゲームで中日がDeNAに勝ち、負ければ7月27日以来の同率最下位という“危機”を救った。チームも10安打で5-0の快勝。連敗は4で、ヤクルト戦の連敗も6で止まった。

 「誰が、とかはないけど、打てば雰囲気はよくなるし、どんどん打っていければ」

 残り11試合。そして来季へ。結果の積み重ねが猛虎再建への道。今季最後の関東遠征で手にした自信が、超変革を推し進める力になる。(高瀬悟嗣)

鳥谷について阪神・片岡打撃コーチ「残り試合は少なくなってきたが、(久しぶりに)ホームランが出たし、こういう感じでやってくれたら」

データBOX

 ◎…鳥谷が12年連続で100安打を達成。阪神生え抜きでは1967-78年の藤田平、88-99年の和田豊らと並ぶ3人目。ちなみに日本球界最長は王貞治(元巨人)の21年連続(60-80年)。日米通算も含むと、イチロー(現マーリンズ)も21年連続(94-14年)で達成している

試合結果へ

  • 五回、右翼にソロをたたき込んだ鳥谷。虎キラー・山中を打ち砕いた(撮影・大橋純人)
  • 鳥谷(右)をハイタッチで迎える金本監督。これが求めていた勝ち方だった
  • 3回、適時打を放つ阪神・鳥谷=神宮球場(撮影・松永渉平)
  • 3回、先制適時打を放った阪神・鳥谷=神宮球場(撮影・大橋純人)
  • ナインを迎える阪神・岩貞=神宮球場(撮影・安部光翁)
  • 7回、2点本塁打を放つ阪神・福留=神宮球場(撮影・松永渉平)
  • 7回、二塁打を放つ阪神・高山=神宮球場(撮影・安部光翁)
  • 5回、ヤクルト・比屋根の打球を好捕する阪神・荒木=神宮球場(撮影・松永渉平)
  • 4回、内野安打を放つ阪神・原口=神宮球場(撮影・松永渉平)
  • 3回、安打を放つ阪神・板山=神宮球場(撮影・松永渉平)
  • 3回、安打を放つ阪神・北條=神宮球場(撮影・安部光翁)
  • 2回、安打を放つ阪神・ゴメス=神宮球場(撮影・安部光翁)
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