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作新学院4年ぶり8強!今井、今大会最速タイ152キロで10K完投

作新学院4年ぶり8強!今井、今大会最速タイ152キロで10K完投

先発の作新学院(栃木)・今井達也=阪神甲子園球場(撮影・岩川晋也)

先発の作新学院(栃木)・今井達也=阪神甲子園球場(撮影・岩川晋也)【拡大】

 両手を突き上げ、右拳を握った。今井が6安打2失点、10奪三振の完投勝利。今大会最速に並ぶ152キロも計測し、132球を投げ切った。

 「完投できてよかった。いい投手と投げ合うと自分も成長できるし、すごく楽しめました」

 12日の2回戦で自身最速の151キロをマークしたが、翌13日に創志学園(岡山)の高田が152キロを投げ、更新された。「いつか抜かれると思ったけど、まさか次の日とは…」。ニュースを見て火がついた闘争心。再び観客席をどよめかせた。

 その後は「勝利優先」と「縦のスライダー」を軸に、変化球主体へと切り替えた。履正社(大阪)の寺島、横浜(神奈川)の藤平とともに“ビッグ3”と称された相手エース、高橋昂は四回から登板して5回1失点と存在感を示したが、8強に残ったのは今井。今秋のドラフトへ、“ビッグ4”と呼ばれてもおかしくない快投を演じた。

 ピンチではバックスクリーン側を向き、野球が好きだった祖父・敏夫さんを思い、心を落ち着かせた。4月に79歳で他界。遺骨を入れたお守りを日頃から身につける。「おじいちゃんに力をもらいました」。打っても先制打を含む2安打2打点と躍動した。

 18日の準々決勝では木更津総合の左腕、早川との対決が待つ。「しっかり準備したい」。連投も望むところ。今井は視線を鋭くした。 (峯岸弘行)

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  • 細身の体にあふれるパワー。今井が高橋昂に投げ勝ち、会心の笑みを浮かべた(撮影・福島範和)
  • 自己最速152キロで完投した作新学院・今井=甲子園球場(撮影・福島範和)
  • 2回先制の適時打を放つ作新学院・今井=甲子園球場(撮影・福島範和)
  • 2回2点本塁打を放つ作新学院・入江=甲子園球場(撮影・福島範和)
  • 2回、中前に2点打を放つ作新学院・山ノ井=甲子園
  • 勝利した作新学院ナイン=甲子園球場(撮影・宮沢宗士郎)
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