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【球界ここだけの話(557)】虎・原口が守備用の手袋を着けないこだわり

【球界ここだけの話(557)】

虎・原口が守備用の手袋を着けないこだわり

特集:
サンスポ記者の球界ここだけの話
球をこねることに、こだわりをみせる阪神・原口

球をこねることに、こだわりをみせる阪神・原口【拡大】

 何度もキャッチャーミットを外して手をぬぐう姿を見て、ふと気がついた。4月27日の支配下再登録から大ブレーク中の阪神・原口文仁捕手(24)は、ミットをはめる左手に守備用の手袋を“着けない派”だ。

 プロ初スタメンで、初めてフル出場を果たした4月29日の横浜戦(甲子園)。2-1で守りきった緊迫の九回も、投球間にしきりにミットを外し、左手をユニホームにこすりつけていた。

 「汗がすごかったので、ミットがブレないようにと思って」

 それならば、なぜ手袋を着けないのだろう-。単純に疑問に思い、後日質問してみた。返ってきた答えから、記者自身の不勉強と、「捕手・原口」の強いこだわりを思い知らされた。

 「手袋を着けていたら、ボールをこねられないルールに変わったんですよ。僕はボールをこねたいんです」

 記者は恥ずかしながら知らなかったが、新しいボールを受け取ったときや、ボールが汚れた際、手袋を着けた手ではボールをこねてはいけないルールなのだ。

 布や革の面がボールとこすれると、ボールの表面が傷つく可能性がある。ミットがブレないようにと、手袋に滑り止めスプレーを振りかける選手もいるが、その場合はスプレーの成分がボールに付着してしまうことになる。そういったケースを防ぐためだという。

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