2016.5.22 08:00

【八木裕 神眼スコープ】内角直球しっかり打つことができていない鳥谷

【八木裕 神眼スコープ】

内角直球しっかり打つことができていない鳥谷

 (セ・リーグ、阪神4x-3広島、8回戦、4勝4敗、21日、甲子園)8番という打順は鳥谷に対する首脳陣の荒療治といえる。調子が上がってきそうな雰囲気は何度かあったが、波に乗りきれない。本来の打撃ができない理由は、インコースの直球を狙ってしっかり打つことができていないところに行き着く。

 内角球をとらえた八回の犠飛も浅く、外野手の捕球体勢がよければ、三走はタッチアップできていなかった。内角直球に対応できないと、すべてのボールに対する対応が遅れてしまう。振ろうと思った瞬間にバットがすぐ出るかどうか。打撃練習からポイントを絞って、取り組んでいく必要があるだろう。

 打撃が上向く気配がない状態が長く続いているが、まだ外す時期ではないと考えている。今は鳥谷を外すことよりも、打撃の状態を上げることを考える時。首脳陣の手腕の見せ所だろう。九回、鈴木の飛球を捕れなかったが、あそこは外野手の守備範囲。鳥谷が追えば、板山も高山も捕りにいこうとしないのは考え物だ。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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