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虎将が熱い抱擁で出迎え!原口、絶叫一撃「サヨナラやりました~」

虎将が熱い抱擁で出迎え!原口、絶叫一撃「サヨナラやりました~」

九回、原口のサヨナラ打に阪神ベンチはお祭り騒ぎだ

九回、原口のサヨナラ打に阪神ベンチはお祭り騒ぎだ【拡大】

 2試合連続の2安打と打が光ったが、マスクをかぶっても輝いた。藤浪から4番手の藤川まで、必死に導いて「スミ2」で勝った。捕手としてのこだわりも強い。プロ入り後、しばらく着けていた守備用の革手袋を、今は着けない。

 「着けたらボールをこねられないルールに変わったんですよ。自分が審判からボールをもらって、投手へ投げて肩も作りたい。投手を見てですけど、2ストライクとかなら、こねたいんです」

 お立ち台の終わり。虎党にも声高に誓った。

 「これからどんどん波に乗っていきます。応援よろしくお願いします!」。今季チーム2度目のサヨナラで連勝し、4カードぶりの勝ち越しで3位浮上だ。若く、頼もしく、どんな危機からも逃げない原口が虎を扇の要から変える。 (長友孝輔)

原口 文仁(はらぐち・ふみひと)

 捕手。1992(平成4)年3月3日生まれ、24歳。埼玉県出身。帝京高3年時に夏の甲子園に出場し、8強入りに貢献。2010年D6位で阪神入団。腰を痛め13年に育成枠で再契約し、今年4月27日に再び支配下選手登録され、同日の巨人戦(甲子園)で1軍初昇格、初出場。今季は18試合に出場し、打率・353、2本塁打、11打点。1メートル82、86キロ。右投げ右打ち。背番号「94」

データBOX

 ◎…阪神・原口が九回、サヨナラ打を放ち、今季2度目のサヨナラ勝ち。昨年は9度あった

必死のパッチとは

 関西でよく使われる一生懸命の最上級的なセリフ。パッチとはもも引のことで、必死でパッチをはく暇もないなど、語源は諸説あるが、はっきりとしない。関西圏以外の人は分からないことも多い。2008年頃に矢野(現阪神作戦兼バッテリーコーチ)がヒーローインタビューで使い出した。仲がいい関本も続き、13年には阪神に加わった西岡がサヨナラ打を放った際や、プロ3戦目で初勝利を挙げた藤浪も口にした。原口は埼玉県出身で、関西圏出身者以外がお立ち台で使ったのは初めて。

試合結果へ

  • 九回、中越えにサヨナラ打を放った原口(右)は、びしょ濡れのまま金本監督(左)と抱き合った(撮影・松永渉平)
  • ヒーローの阪神・原口文仁=甲子園球場(撮影・森本幸一)
  • 九回、サヨナラヒットを放つ阪神・原口文仁=甲子園球場(撮影・山田喜貴)
  • 9回、安打を放つ阪神・ゴメス=甲子園球場(撮影・松永渉平)
  • 9回、死球を受ける阪神・ヘイグ=甲子園球場(撮影・山田喜貴)
  • 9回、サヨナラ打を放った阪神・原口=甲子園球場(撮影・松永渉平)
  • 9回、サヨナラ打を放った阪神・原口=甲子園球場(撮影・松永渉平)
  • 8回、プロ初登板の阪神・田面=甲子園球場(撮影・安部光翁)
  • 中日戦の9回に登板した阪神・藤川=甲子園球場(撮影・松永渉平)
  • 9回、サヨナラ安打を放った阪神・原口は藤川(手前)と喜ぶ=甲子園球場(撮影・安部光翁)
  • 9回、サヨナラヒットを放ち祝福を受ける阪神・原口=甲子園球場(撮影・山田喜貴)
  • ファンに挨拶する阪神・金本監督=甲子園球場(撮影・山田喜貴)