2016.5.19 05:02

阪神・安藤、緩急でビシエドK斬り!球児にバトン託した

阪神・安藤、緩急でビシエドK斬り!球児にバトン託した

ベテランの安藤も八回途中から見事なリリーフ

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 (セ・リーグ、阪神3-2中日、11回戦、中日6勝5敗、18日、甲子園)石崎のような速球は投げられないが、安藤は緩急を使った投球で、勝利のバトンを藤川へと託した。2点リードの八回一死一、二塁で4番手で登板。いきなり平田に左前に運ばれ、1点差に追い詰められると「あそこは、もう四球でもいいと思って投げた」と気合を入れ直した。

 なおも一死一、二塁で、打席にはビシエド。ここからが38歳右腕の真骨頂だ。シュート、スライダーなど、横の変化で揺さぶってフルカウントからの6球目。外角低めのフォークでバットが空を切った。ナニータを外角スライダーで右飛に仕留めて「ドメ(福留)なら捕ってくれると思って、あそこに打たせた」とおどけた。

 今季13試合目の登板で、防御率0・00だが、同点もしくはリードを許している場面での登板が多かった。それだけに勝利に貢献できた喜びは格別だった。ゲームセットと同時に、復帰初セーブを挙げた藤川のもとに歩み寄った。

 「どんな話? それはナイショです。みんなでつないでね」。投手陣のハートが「1勝」をゲットするために1つになった、と言わんばかりだった。 (三木建次)

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  • 4番手で登板する阪神・安藤=甲子園球場(撮影・岡田亮二)
  • 8回、中日・ナニータの打球を好捕した阪神・福留を迎える(左から)石崎、安藤、横山=甲子園球場(撮影・松永渉平)