2016.5.16 05:03(3/3ページ)

アウトロー球児の指導者になれ!梅沢氏、清原被告に更生プラン

アウトロー球児の指導者になれ!梅沢氏、清原被告に更生プラン

特集:
転落!清原被告
清原被告の新たな“支援策”を本紙に明かした日本航空学園の梅沢重雄理事長=東京都内

清原被告の新たな“支援策”を本紙に明かした日本航空学園の梅沢重雄理事長=東京都内【拡大】

 日本航空には通信制課程があるが、たばこや酒に手を出すなどして野球部を辞め高校を退学した生徒もいる。清原被告が応じるなら、「そうしたアウトローな通信制の生徒向けの野球学校を新設して、合宿しながら勉強も野球もできるようにしたい」との新たな構想を明かした。

 通信制や定時制の高校生を対象とした野球大会として、“もう一つの甲子園”とも称される「全国高等学校定時制通信制軟式野球大会」がある。日本航空の通信制は2002年の同大会に出場した経験があるが、梅沢氏は常設の野球学校設立と清原被告の招へいにより「この大会で優勝を目指してほしい。それが野球を通しての社会貢献になる」と期待している。

日本航空学園

 山梨県甲斐市に本部を置く学校法人。1932年に開設された航空発動機練習所が発祥。終戦で一時閉校したが60年に学校法人梅沢学園、山梨航空工業高の設置認可を受け、現在は日本航空高(甲斐市)、日本航空高石川(石川県輪島市)、日本航空大学校(専門学校、輪島市)などを運営。日本航空高は普通科と航空科がある。同校野球部は春夏計6度甲子園に出場し、バレーボール部は男女とも春高バレーの常連。同石川も夏の甲子園に1度出場。同学園の著名な卒業生に故大山倍達さん(山梨航空技術学校、空手家)、角中勝也(日本航空高石川、プロ野球ロッテ)ら。

全国高等学校定時制通信制軟式野球大会

 全国の通信制や定時制の高校生を対象とした軟式野球大会。東京・神宮球場などで行われ、“もう一つの甲子園”とも呼ばれる。第1回大会は1954年に定時制のみの参加6校で実施され、74年の第21回から「定時制通信制大会」に変更。昨年の第62回大会は25校が出場し、天理(奈良)が9連覇。女子生徒の登録、出場も認められている。年齢制限はない。

梅沢 重雄(うめざわ・しげお)

 1952(昭和27)年10月10日生まれ、63歳。山梨県出身。明星大人文学部卒。75年に祖父と父が創設した日本航空学園に教諭として勤務。自衛隊の幹部候補生学校や米国を中心に高校・大学などを視察し、独自の教育方針を確立。92年から同学園理事長に就任。2011年12月、清原被告にゼネラルマネジャー(GM)など学校法人の幹部ポストを打診したが成立しなかった。清原被告の保釈の際には、身元引受人に名乗りを上げていた。

  • 清原和博被告