2016.5.10 05:05(3/3ページ)

お辞儀禁止!虎・藤浪、波乗れぬエースに3つの悪癖

お辞儀禁止!虎・藤浪、波乗れぬエースに3つの悪癖

セットポジションに構えたとき、昨季に比べると明らかに前かがみになっている。この“お辞儀”が修正点だ

セットポジションに構えたとき、昨季に比べると明らかに前かがみになっている。この“お辞儀”が修正点だ【拡大】

 ほかにも、「左足を上げる際に、軸足である右足が傾いている」「腕が上がりきる前に体が回り出すので、横振りになっている」という点を直している最中。外野手出身の金本監督が常々「投手のことはコーチに聞いて」と言うように、投手コーチの責任は重大。とくに若きエースの藤浪が不調となれば、香田コーチと2人がかりで修正を施すことになる。

 藤浪も修正点を胸に刻んで調整。ショートダッシュやキャッチボールなどで汗を流し、「(中6日の期間は)基本的にバランス、リリースの感覚を合わせられるようにしてきました」と手応えを口にした。今季2試合で1勝1敗、防御率3・60の巨人戦のマウンドで進化をみせる。

 「(好調の)坂本さんや長野さんに3、4安打されても、結果としてゼロに抑える。試合に勝てればいいです」

 先発陣の柱として期待値が大きい22歳。両コーチのメスで再生へ。藤浪がG斬りから昨季の連勝街道の再現を目指す。(柏村翔)

藤浪の昨季好調時VTR

 藤浪は開幕7試合で1勝4敗と波に乗れずにいたが、5月14日のヤクルト戦(神宮)で1失点での完投勝利。続く20日の巨人戦(甲子園)では完封と調子を上げ、7月5日のDeNA戦(横浜)まで6連勝を挙げた。最終成績は28試合登板で、14勝7敗、防御率2・40。221奪三振で初のタイトルを獲得した。

  • 仕事はたくさん。金村投手コーチ(右)は藤浪の打撃練習にも付き合った
  • 15年の藤浪
  • 15年の阪神・藤浪
  • リリース時に首が傾き、肘が下がっている。これでは制球も乱れてしまう
  • キャッチボールする阪神・藤浪=甲子園球場新室内(撮影・中島信生)
  • キャッチボールする阪神・藤浪=甲子園球場新室内(撮影・中島信生)
  • メディシンボールを投げ上げる阪神・藤浪=甲子園球場新室内(撮影・中島信生)