2016.5.6 08:00

【小早川毅彦のベースボールカルテ】V狙う広島、今年は気持ちの張りが違う

【小早川毅彦のベースボールカルテ】

V狙う広島、今年は気持ちの張りが違う

特集:
小早川毅彦のベースボールカルテ

 ゴールデンウイーク(以下GW)はどの球場も満員で、選手はプレーのしがいがあると思う。私も現役時代、この時期の試合が好きだった。

 ただ、GWならではの苦労も。広島は4月26-28日に神宮でヤクルト戦、29日-5月1日は本拠地で中日と戦った。2日の移動日を挟み、3-5日は東京ドームで巨人戦。6日から再び本拠地でDeNA3連戦だ。つまり、1カードごとに東京と広島を行き来している。

 広島の東京遠征時の宿舎は、JR品川駅近くにある。ナイター明けの当日移動の場合、チームが確保している新幹線の切符を早い時間のものに取り直して広島へ戻り、自宅に寄ってから本拠地でのナイターに向かう選手が多い。しかし、GW中は取り直そうにも、なかなか空席がないのだ。

 大変なのは選手だけではない。選手の用具や荷物を運ぶ球団のトラックは渋滞にあう。4月下旬から片道800キロ以上の移動を繰り返している運転手さんは「もう、ふらふらだよ」と苦笑いしていた。

 昨年の広島は出遅れが響き、セ6球団の中で唯一、一度も首位に立つことがなかった。今年は疲れていても、気持ちの張りが違うと思う。開幕前の順位予想で1位にした私は正直、ホッとしている。 (サンケイスポーツ専属評論家)

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