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あぁ阪神・藤浪…4失点で連敗、香田投手C苦言「しっかり抑えて」

あぁ阪神・藤浪…4失点で連敗、香田投手C苦言「しっかり抑えて」

ベンチで香田コーチ(左)の話を聞く藤浪。3戦勝ちなしだ

ベンチで香田コーチ(左)の話を聞く藤浪。3戦勝ちなしだ【拡大】

 思いっ切り振り抜かれた。腰に手を当て、視線を落とす。エースとして送りだされた藤浪が、また背信だ。五回に「8番・捕手」の桂に決勝ソロを浴びるなど、3試合連続の4失点。2連敗の2敗目(3勝)を喫した。

 「しっかり腕を振ったボールだった。シュートして中に入った。置きに行ったわけではなかったんですけど、いい投げ方ではなかったです」

 一回に1点をもらったが、その裏にすぐ逆転された。最速152キロ。二回から四回はゼロを並べたが、ボールは浮いていた。変化球がバックネットまですっぽ抜けるボールも、2度あった。

 2-2の同点にしてもらい迎えた五回先頭。2ボールから、ストライクを欲しがったわけではなかったが伏兵・桂に痛恨被弾した。2-3の七回には、この日3つ目の四球と2つ目の盗塁で一死二塁とされ、大島の適時三塁打で2-4に突き放された。120球。7回6安打4失点で、重たい足取りでマウンドを降りた。

 期待して週の頭の火曜を託している金本監督も「初回…立ち上がりかな、きょうは。高めに浮いた? まあね。まあ球種も、うまいこと狙われとったしね」と首をかしげる。これまでの6戦で5本塁打、打率5割超とチームが苦手にしていたビシエドこそ、金本監督の“特命”通り、攻めの投球で無安打に封じたが、竜打線に付け入る隙を与えてしまった。香田投手コーチは「本調子じゃなかったんだろうけど、そういうところでもしっかり抑えてもらいたい。勝負所での1球が高かったのかな。下位のところで本塁打とか、もったいなかった」と猛省をうながした。

 これで2連敗。開幕3連勝時は1・96だった防御率も3・64になった。藤浪は「すごく悪いわけではなかったんですけど。配球とかいろいろ考えないといけないです」と話した。若きエースが立ち直らなければ、虎のあすも見えない。(長友孝輔)

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  • 五回、8番桂(左奥)に勝ち越しソロを浴びた藤浪。直球がシュート回転して甘く入った(撮影・安部光翁)
  • 7回、ピンチの阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)
  • 引き上げる阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・永田直也)
  • 5回、中日・桂(奥)に本塁打を浴びた阪神・藤浪=ナゴヤドーム
  • 7回を投げ終え、ベンチに戻る阪神・藤浪(左)=ナゴヤドーム(撮影・永田直也)
  • 7回、マウンドでがっくりの阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・安部光翁)
  • 3回を抑え、原口(右)とハイタッチを交わす阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・永田直也)
  • 投球する阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・永田直也)
  • 4回、中日・堂上の打球に飛びつく阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)
  • 2回、力投する阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)
  • 1回、原口(左)にとともにベンチに戻る阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・永田直也)
  • 1回、汗を拭う阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・永田直也)