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桐蔭横浜大・高橋が13K!アストロズスカウトがコントロール絶賛

桐蔭横浜大・高橋が13K!アストロズスカウトがコントロール絶賛

2失点で完投した高橋。リーグ戦を制し、全日本大学選手権で名を上げて、プロ入りを目指す(撮影・赤堀宏幸)

2失点で完投した高橋。リーグ戦を制し、全日本大学選手権で名を上げて、プロ入りを目指す(撮影・赤堀宏幸)【拡大】

 最後の打者も空振り三振。高橋はホッと息をついた。七回に2点を失ったものの完投でリーグ戦通算16勝目。桐蔭横浜大に勝ち点をもたらした。

 「三振に取れる球で、実際には三振を取れていないから、まだまだ。体はきつくないけど、球が行かない(走らない)こともあった」

 高橋は反省の言葉を並べた。4月30日の1回戦で5回を投げて敗戦。中1日での先発では、最速141キロの直球にカットボール、ツーシームなど多彩な球種を交え、137球で熱投した。

 先輩の東明(現オリックス)、横山(現広島)らと同じく、目標はプロで活躍すること。そのためにも今季は大学ナンバーワン左腕の呼び声が高い浜口遥大投手(4年)を擁し、春3連覇を狙う神奈川大を破ってリーグ戦を制し、3年ぶり4度目となる大学選手権出場を義務づけている。

 ネット裏では日米3球団が視察。米大リーグ、アストロズの大慈弥・環太平洋スカウト部長は「メジャーで投げた高橋(尚成、現解説者)のようなコントロールのよさが持ち味。最速は146キロでも切れがある」と評価した。(赤堀宏幸)

高橋 拓巳(たかはし・たくみ)

 1994(平成6)年6月20日生まれ、21歳。群馬県出身。小4で軟式野球を始め、沼田中から前橋育英高まで高橋光(現西武)の2学年先輩。3年夏は群馬大会4強。桐蔭横浜大では2年春から登板し、通算16勝。最速146キロ、持ち球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、カットボール、ツーシーム。理想の投手はオリックス・金子。1メートル75、73キロ。左投げ左打ち。家族は両親と弟。

神奈川大学リーグ

 神奈川県内の12大学が2部に分かれ、今春の1部は桐蔭横浜大、関東学院大、横浜商大、神奈川大、神奈川工科大、横浜国大の6校。全国大会でも近年活躍しており、全日本大学選手権では神奈川大が一昨年準優勝。明治神宮大会では2012年に桐蔭横浜大が優勝、翌13年も4強入り。