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【虎・和田SA 豊かなコラム】初解説で「見えなかった」打球の距離感

【虎・和田SA 豊かなコラム】

初解説で「見えなかった」打球の距離感

監督時代のベンチからとは距離感が違っていたという和田SA

監督時代のベンチからとは距離感が違っていたという和田SA【拡大】

(1)現役、監督時は瞬時に判断できたが

 4月26日の巨人戦、人生初めての野球解説を経験しました。タイガース入団以来、31年間ずっとユニホームを着ていたので、解説席からの景色は本当に新鮮でした。グラウンド全体が見えるし、また野球そのものがよく見える。一方で、感覚的に“見えないもの”もありました。

 それは、打球の距離感です。今までは現役時代の二塁の守備位置と、監督、コーチとしてベンチの中から、この2つの角度から見る打球がほとんどでした。内野と外野の間に落ちるかどうか、フェンスを越えるかどうか。二塁定位置やベンチからなら、バットからボールが離れる角度、インパクトの音や打球の勢いで瞬時に判断できたのですが、ネット裏からでは野手が捕球するまで、またはグラウンドに落ちるまで判断し難いケースが多々ありました。本来であれば、ネット裏の方がはるかに見やすいハズなのですが(笑)。慣れというか、ちょっと角度が違うだけで、これだけ違うものなのかと、改めて感じました。

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  • 甲子園で初めて解説を務めた和田SA(右から2人目)。不慣れな景色に、打球の距離感にとまどったという
  • グラウンド整備を行う阪神園芸スタッフ