2016.4.29 08:00

【土井正博 豪傑球論】バント失敗の北條、練習していない証拠

【土井正博 豪傑球論】

バント失敗の北條、練習していない証拠

7回、バントを試みる阪神・北條。右は巨人・小林誠=甲子園(撮影・安部光翁)

7回、バントを試みる阪神・北條。右は巨人・小林誠=甲子園(撮影・安部光翁)【拡大】

 (セ・リーグ、阪神3-3巨人=延長十二回規定により引き分け、6回戦、巨人3勝2敗1分、28日、甲子園)負けなかったからよかった。だからこそ、北條は近い将来、レギュラーをつかむために、自分は何をすべきか-を改めて見つめ直し、猛省してほしい。

 七回無死一、二塁の場面だ。代打出場し、100%バントを決めなければいけないところでのミス。軸足(右)が地についていないから目がブレて、“空振り”してしまう。バントのポイントも打つポイントと同じだということを、頭に入れて練習していない証拠だ。

 私は、西武のコーチ時代、松井(現楽天)、中島(現オリックス)らを指導したが、試合でバントミスをしたときは、必ず居残りで、翌日も報道陣が取材に訪れる前にグラウンドで練習させた。なぜなら、バントは練習をすれば必ず上達するからである。

 金本監督は「超変革」をスローガンにかかげ、若手を積極的に起用している。北條に求めているのは、一発ではなく、相手が嫌がる“いやらしい”打者。勝負どころでバントができなければ話にならない。(サンケイスポーツ専属評論家)

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