2016.4.17 17:35

白鴎大、山梨学院大に逆転勝ち 柏瀬が6回完全で初勝利/関甲新学生

白鴎大、山梨学院大に逆転勝ち 柏瀬が6回完全で初勝利/関甲新学生

四回から救援し6イニング走者を出さずに完全に抑え、初の勝利投手となった白鴎大・柏瀬郁也=白鴎大球場(撮影・赤堀宏幸)

四回から救援し6イニング走者を出さずに完全に抑え、初の勝利投手となった白鴎大・柏瀬郁也=白鴎大球場(撮影・赤堀宏幸)【拡大】

 関甲新学生野球春季リーグ戦第3週第2日は17日、栃木・白鴎大学球場などで2回戦が行われ、プロ注目の3投手を擁する白鴎大が山梨学院大に5-3で逆転勝ちし、1勝1敗とした。

 この日は、右腕・柏瀬郁也(ふみや)投手が白鴎大の“第4の男”として、四回から救援し、6イニングをひとりの走者も出さないパーフェクト投球で抑える救世主となり、打線がそれに呼応した形で四回に3点を奪って逆転し、六回にも1点を追加し抑えきった。

 白鴎大は右腕・大出翔一投手、左腕・田村圭裕投手、右腕・中塚駿太投手とプロのスカウトが視察に訪れている4年生トリオで7季ぶり7度目の優勝を狙い、第2週に関東学園大から勝ち点を奪って、山梨学院大戦に臨んできたものの、16日の1回戦を4-5で落とし、背水の陣で、二回に本塁打で先行した1点を背にスイスイいくはずの田村が強風でリズムを乱し、三回に3点を奪われ逆に2点を追う展開になっただけに、柏瀬の好投が光った。

 群馬・桐生第一高出身の柏瀬は、直球の最速は142キロだったが、3年間はベンチに入れるか外れるかのボーダーラインの投手で、チームで3時間の打撃投手をすることが多く、最上級生になった今春、東大との練習試合で1四球だけの無安打無得点を記録し、第1週で公式戦初登板、救援の1イニングだけだったが、2試合目のこの日に遅咲きの初勝利を飾った。

 6イニングを4三振に終えた柏瀬は「もともと制球には自信があったが、決め手がなかった。新しい球種(チェンジアップ)が使えるようになり、カウントも取れたし、三振もとれた。ずっとやり続けてきたかいがあった」と喜んだ。

 黒宮監督は「後ろから強い風で、長身の投手は苦労したようだが、(1メートル74の)柏瀬は、しっかり持ち味を出した。ずっと控えの期間も一生懸命やった成果が出た」とたたえた。

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