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衝撃プロ1号や!虎・高山、プレーボールダ~ンから4安打

衝撃プロ1号や!虎・高山、プレーボールダ~ンから4安打

高山は十一回、中前打を放ってこの日、4安打目

高山は十一回、中前打を放ってこの日、4安打目【拡大】

 伏線があった。試合開始直前、スイングをしていた際に突然、西岡に声をかけた。「タコった次の日、ツヨシさんならどうしますか?」。3月30日はプロ初の4タコ。開幕からの連続試合安打が「4」で途切れていた。その試合後も「次の日が大事。いい意味で気持ちを切り替えていく」と前を向いていたが、最初の打席に入る前に先輩の言葉が聞きたかった。「若いんだから、思いきりいけ!」。答えを聞き、頭もスッキリ。打球はまだ薄暗い神宮の空に吸い込まれていった。

 もう止まらない。1点を追う七回一死では右前打で2度目のマルチ安打。一時逆転への口火を切った。5-5の八回一死からは鮮やかに左前へ運んでプロ初の猛打賞。勝利への渇望で、東京六大学で通算131安打の新記録を打ち立てた「安打製造機」は打ち続けた。5-5の延長十一回は4安打目の中前打。一時勝ち越し点へとつなげた。6打数4安打で、打率・217から一気に・310だ。

 「(プロ1号は)うれしいです。疲れ? まだ出ていないですけど、逆にこういう試合は次が大事だと思うので」

 引き分けの中で一際輝いた黄金ルーキー。一筋のアーチを道しるべに、力強くこの世界を生き抜く。 (長友孝輔)

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  • 高山は一回、初球とらえて右翼席へとプロ初本塁打を運ぶ(撮影・大橋純人)
  • 11回、この日4安打目となる中前打を放つ阪神・高山=神宮(撮影・大橋純人)
  • 安打を放つ阪神・高山=神宮球場(撮影・松永渉平
  • 安打を放つ阪神・高山=神宮球場(撮影・松永渉平)
  • 先頭打者本塁打を放った阪神・高山はレフトスタンドのファンから大声援を受ける=神宮球場(撮影・大橋純人)
  • 本塁打を放った阪神・高山を見つめる金本監督=神宮球場(撮影・森田達也)
  • 1回先頭打者本塁打を放ち生還する阪神・高山(右)=神宮球場(撮影・大橋純人)
  • 先頭打者本塁打を放ち生還する阪神・高山(9)に最敬礼の福留(右)=神宮球場(撮影・大橋純人)
  • 1回、先頭打者本塁打を放った高山を出迎える阪神・金本監督(左)=神宮(撮影・大橋純人)
  • 1回、本塁打を放つ阪神・高山=神宮(撮影・森田達也)
  • 1回、本塁打を放つ阪神・高山=神宮(撮影・森田達也)
  • 1回、初球を打ち右越えに先制ソロ本塁打を放つ阪神・高山=神宮(撮影・大橋純人)