2016.3.16 05:01

遅すぎた?陽川が九回に“虎1号” 掛布2軍監督「その前に打てよ!」

遅すぎた?陽川が九回に“虎1号” 掛布2軍監督「その前に打てよ!」

9回、本塁打を放った阪神・陽川=鳴尾浜(撮影・山田喜貴)

9回、本塁打を放った阪神・陽川=鳴尾浜(撮影・山田喜貴)【拡大】

 阪神・陽川(ようかわ)尚将内野手(24)が15日、中日とのウエスタン開幕戦で今シーズンチーム“1号”を放ち、昇格に向けた猛アピールののろしをあげた。

 「4番・三塁」で先発し、1-9で迎えた九回一死から中日の6番手・金子の135キロの直球を振り抜くと、打球は左翼ネットを揺らした。大勢は決している中での1発に「気にしていません。チームが勝つことが一番なので」と笑顔はなかったが、敗戦のなかで、存在感をみせた。

 オープン戦6試合で打率・133と不振に陥った。壁を破るため、鳴尾浜で掛布2軍監督から左肩が入りすぎないように指導を受けてきた。

 師匠は「その前(の打席)に打てよ!」とツッコミつつ「でも、よかったよ」と評価。右の大砲候補は「どんな形でもチャンスは来る。しっかり自分の持ち味と結果を残したい」ときっぱり。満足することなくサバイバルを戦いぬく。 (新里公章)

  • 9回、本塁打を放った阪神・陽川=鳴尾浜(撮影・山田喜貴)