2016.3.14 08:00

【小早川毅彦の打診球診】タイムリー欠乏症 残りのオープン戦で打順点検

【小早川毅彦の打診球診】

タイムリー欠乏症 残りのオープン戦で打順点検

 巨人ファンはタイムリー欠乏症の打線が心配だったと思うが、この時期はこんなもの。点が取れなかった原因の一つは、調子が全体的に底の状態だったからだ。

 1日から札幌、関西、九州と続いた遠征で、疲れがたまっている。しかも遠征中は、25日の開幕がまだ遠いことのように感じられて、気持ちの高ぶりがなかったはずだ。

 前日12日のロッテ戦(QVCマリン)で久しぶりに首都圏に戻り、「開幕近し」が現実になってくる。この日は結果が求められる若手の岡本が適時二塁打を放ち、大田も2本の適時打を呼び込む、いい働きを見せた。試合前の打撃練習を見ても特に振りが鈍い選手はいなかったので、主力は25日に向けて調子を上げてくるだろう。

 高橋監督の頭の中で、開幕オーダーはある程度固まっていると思う。オープン戦残り5試合は、2軍からいい報告が来ているという阿部が復帰したら何番に入れるか、間に合わなかった場合はどうするかなど、細かい打順の並びの点検が必要だ。(サンケイスポーツ専属評論家)