2016.3.13 08:00

【小早川毅彦の打診球診】打撃成長のG小林誠が救世主候補

【小早川毅彦の打診球診】

打撃成長のG小林誠が救世主候補

 今年の巨人打線ではある意味、小林誠がキーマンになる予感がしてきた。

 阿部が復帰してきたら控えに回るのだろうが、ベンチに置いたら、もったいない。捕手というポジションでは、どうしてもリード面に目がいきがちで、当然、経験に勝る阿部に軍配もあがるのだが、チームとしての攻撃面を考えると、小林誠の存在は大きい。それほど打撃は成長している。

 なんといっても、打球が強くて、速い。理由は体が大きくなったことと、体幹が強くなったこと。スイングはブレないし、詰まらされても、差し込まれても、ボールを押し返す力がある。

 2試合連続で無得点という現在の打線にあっては、なおさら目を引くのだ。

 どうだろう。小林誠をこのまま捕手として起用し、阿部を一塁手で使う。そしてギャレットを外野に回す。そういう選択肢が、あってもいい。小林が加わることによって打線の厚みが増し、自在なオーダー編成が利き、攻撃のバリエーションが広がるのだから。 (サンケイスポーツ専属評論家)