2016.3.5 16:30

中日・山本昌氏が引退セレモニー「またいつかユニフォームを着て戻ってきたい」

中日・山本昌氏が引退セレモニー「またいつかユニフォームを着て戻ってきたい」

胴上げされる中日・山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・安部光翁)

胴上げされる中日・山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・安部光翁)【拡大】

 オープン戦(中日3-11ヤクルト、5日、ナゴヤドーム)昨季限りで現役を引退した元中日・山本昌氏(50)が、試合終了後、引退セレモニーを行った。

 この日の試合で先発し引退登板を行った山本氏は、ヤクルトの1番・森岡と対峙すると、現役時代と変わらないダイナミックなフォームから投球を披露。簡単に2ストライクを取って追い込むと、最後は低めの変化球で空振り三振を奪った。

 試合後、ナゴヤドームのファンが現役時代の背番号34のプラカードを掲げる中、「9番、ピッチャー山本昌」のコールでホームベース付近へ。共に現役時代を過ごした岩瀬仁紀(41)、谷繁元信監督(45)らから花束が送られた。トレーニングを支えた鳥取市内のトレーニングジム「ワールドウイング」の小山裕史代表から花束を受け取った山本氏は、涙が止まらなかった。

 その後、挨拶のマイクの前に立った山本氏は「本日はこのような引退試合をしていただきありがとうございます」と挨拶。そして「昭和59年、中日ドラゴンズにドラフト5位として入団し、最初の5年間はプロの厚い壁に苦労しました」と述べ、その後の米国への留学経験などを振り返った。また、「膝の手術をした時はもう無理かと思いました」と明かし、「鳥取『ワールドウイング』の小山先生の力によってもう一度やり直すことが出来ました」と言うと、涙を浮かべた。

 「私の野球人生はいつも苦しい時に誰かが手を差し伸べてくれました。歴代の監督、コーチ、球団スタッフ、裏方さん、先輩方、後輩たち、家族、友人、そしてファンの皆様、本当に幸せな野球生活だったと思います」と改めて感謝した山本氏。最後に「また野球をしっかり勉強して、いつの日かユニフォームを着てまた戻ってきたいです」と今後の決意を述べると、ファンから温かい拍手を送られた。

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  • 引退セレモニーで場内一周する中日・山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・岡田亮二)
  • 引退セレモニーで場内一周する中日・山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・岡田亮二)
  • 胴上げされる中日・山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・安部光翁)
  • 引退セレモニーで場内一周する中日・山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・岡田亮二)
  • 引退セレモニーで場内一周する中日・山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・岡田亮二)
  • 谷繁監督から花束をもらう中日・山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・安部光翁)
  • マウンドへ向かう中日・山本昌=ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)
  • 引退試合で登板した中日・山本昌は、ヤクルト・真中監督から花束をもらう=ナゴヤドーム(撮影・安部光翁)
  • 引退試合で登板した中日・山本昌=ナゴヤドーム(撮影・安部光翁)
  • 1回、中日・桂と握手を交わしマウンドを降りる先発の山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)
  • 1回、先頭打者ヤクルト・森岡から三振を奪い、マウンドを降りる中日先発の山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・森本幸一)
  • 引退試合で投球する中日・山本昌氏=ナゴヤドーム(撮影・安部光翁)