歓迎セレモニーで花束を受け取る金本監督。いよいよ1年目のキャンプが始まった【拡大】
あいにくの雨となった宜野座。記念すべきキャンプ初日はドーム内での練習がメーンとなったが、そこには確かな「金本色」があった。それはウエートルームの中-。報道陣が見ることのできない密室で、厳しいゲキが飛んでいた。
「初日というのもあったが、トレーナーも遠慮しながらやらせていたので。ビシッと言っときました。いきなり(選手を)追い込みなさい、やらせなさい、と」
今季は超変革を掲げ、チームを挙げたウエート強化に取り組んでいく。これまでのように全体練習後に各自で行うのではなく、1クールに2回「特WT」としてメニューに組み込んで、下半身、上半身の2班に分けて鍛えさせる。キャンプ前には「(部屋の)雰囲気を変える。憩いの場じゃない」とチェックを予告。宣言通り、初日から行動に移した。午後2時18分からおよそ36分間の生チェック。気になったのが、選手ではなく、トレーナーだった。