マシン打撃で力強いスイングを披露したヘイグ【拡大】
「アベレージヒッターだと思っていたけど、けっこうマン振りしていたね。ゴメスと同じくらい振っていて、イメージと違った。構えはエルドレッドだね。上段に構えて打ちにいく。生きたボールをどう打つか、今後重点的に見ていきたい」
昨年3Aでリーグ最多の177安打を放ち、安打製造機の触れ込みだったが、実物は14年に37発を放った広島の大砲とイメージが重なるパワーヒッターの香りも。早々に“危険人物”とジャッジを下した。
金本監督は「振ること自体は(力強かった)ね。形は抜きに。外国人選手の割には準備をしてきたんじゃないかな。日本の文化、2月1日から70~80%でキャンプインするんだよということを、誰かから聞いていたんじゃないの。去年、おととしのゴメスより準備してきている(笑)」と合格点を与えた。
初日を終えたヘイグは「監督からグッジョブと言ってもらえたことは、うれしいこと。この先もしっかりと調整したいね」と笑顔を広げた。マートンの穴を埋める男はエルド級のサプライズ発進。パワフルなスイングで周囲を驚かせる。 (高瀬悟嗣)
(紙面から)