2015.12.8 10:00(3/5ページ)

【八木裕氏 神様の記憶】一二三&中谷、明暗分かれた期待の大砲

【八木裕氏 神様の記憶】

一二三&中谷、明暗分かれた期待の大砲

八木裕氏(右)

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 ガンガン振って飛ばすのが自分の長所。そう思っているうちは、気づけない。これは指導者としての葛藤だ。長所を伸ばしながら短所を消すというのは理想だが、その兼ね合いが難しい。

 たとえば一二三に対して、右打ちの意識なんていらないという人もいるかもしれない。ただ、私の考え方は違う。右に打つという意識がなければ、1軍の投手の投球には対応できない。まずは実戦で打てる状態にして、その中でどう打つかではないか、と考えるからだ。

 長打力のある打者には口酸っぱく言ってきた。「カウントバッティングをしろ」と。カウントによって打撃を変えなくてはいけない。金本監督も現役時代は追い込まれてからノーステップで打つなど工夫していた。本人の意識ひとつで打撃は変わる。当たらなかったものが当たるようになる。そういう意識がなければ1軍では難しい。

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