2015.12.6 18:00(1/4ページ)

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】呉昇桓のため“ドアの鍵”開けよ!「条件闘争」ならメジャーの評価が出揃うまで待ってもいい

【「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記】

呉昇桓のため“ドアの鍵”開けよ!「条件闘争」ならメジャーの評価が出揃うまで待ってもいい

特集:
「鬼筆」越後屋のトラ漫遊記
背番号22の阪神タイガースのユニホームに袖を通し、中村勝広GM(右)と握手する呉昇桓(オ・スンファン) =平成25(2013)年12月4日、韓国・ソウル市(中川春佳撮影)

背番号22の阪神タイガースのユニホームに袖を通し、中村勝広GM(右)と握手する呉昇桓(オ・スンファン) =平成25(2013)年12月4日、韓国・ソウル市(中川春佳撮影)【拡大】

 ドアの鍵は開けておくべきではないですか? 金本阪神の懸念材料となっている守護神・呉昇桓(オ・スンファン)投手(33)の残留交渉は見通しが立たない状況が続いています。11月一杯で契約更新はならず、身分はFA。キム・ドンウク代理人と渡米した呉は「まずメジャー移籍」を鮮明にしています。阪神球団はウインターミーティング終了の12月11日を最終回答期限とする方向ですが、問題の本質を見れば見るほど、ドアの鍵は閉めない方がいいのではないでしょうか? その心は後備えの不備と昨オフの鳥谷残留の教訓です。

 このコラムでも指摘しましたね。金本阪神が誕生し「超変革」を提唱する中で、チームに最大の懸案事項が残っている-と。それは2年連続のセーブ王・守護神の呉昇桓(オ・スンファン)投手の残留交渉です。あれから3週間が過ぎ去り、事態は混迷を増すばかりですね。

 韓国に帰国する際、呉は「金本監督とは一緒に野球をやってみたい」と、残留を示唆するような発言を残していましたね。しかし、その後の展開は真逆です。キム代理人とともに渡米し、興味を示す米大リーグ複数球団との水面下の交渉を進めました。

 韓国国内の情報では阪神残留には懐疑的で、むしろメジャー移籍が本流となっています。呉自身も「まずはメジャー」というニュアンスの発言を行い、実際、阪神は支配下選手の保有者名簿に載せられる11月一杯での再契約を締結できませんでした。

【続きを読む】