2015.12.4 05:01

「FA宣言残留認めず」権利阻害懸念…選手会、球団の公表に異論

「FA宣言残留認めず」権利阻害懸念…選手会、球団の公表に異論

会場入りする楽天・嶋=大阪市内のホテル(撮影・松永渉平)

会場入りする楽天・嶋=大阪市内のホテル(撮影・松永渉平)【拡大】

 労組・日本プロ野球選手会(嶋基宏会長=楽天)の定期大会では3日、フリーエージェント(FA)権を行使しての残留(宣言残留)を認めない方針を球団が公表することが、選手への圧力になると問題視する意見が出た。18日の日本野球機構(NPB)との事務折衝で、一部の球団に姿勢の改善を求める。

 このオフ、広島からFA権を行使した木村昇吾内野手(35)に対し、広島球団の幹部は「宣言するとなれば、お互いに次のステップに進むということ」などと話した。またロッテも楽天移籍が決まった今江敏晃内野手(32)との残留交渉中から「ウチは宣言残留を認めていない」と公言していた。過度のマネーゲームを避ける狙いの発言とみられるが、選手会は時間をかけて得た選手の権利を阻害するものと懸念している。

(紙面から)