ソフトバンクを自由契約となった白根尚貴内野手【拡大】
今季は三塁などでウエスタン59試合に出場し、打率・274、3本塁打、14打点。一時は首位打者に立つほどで、育成選手ながらフレッシュ球宴にも選出された。10月30日に規約で自由契約となり、ソフトバンクは来季も育成契約する方向だったが、本人は可能性を求め、トライアウト受験を志願した。
同じウエスタン・リーグに所属する阪神はかねてから「打てる内野手」として、その能力を注視。球団関係者は、「金本監督が求める『強く振る』というテーマにも合致している」と力を込める。類い稀な肉体と、粗削りな魅力をもった22歳-。自由契約、そしてトライアウト受験となっただけに一気に調査は本格化。『11・10』に入念にチェックをし、金本監督ら現場と相談した上で最終結論を出す方向だ。