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【特別寄稿】お父さんおめでとう!長男・阿須加から見た鷹・工藤監督とは

【特別寄稿】

お父さんおめでとう!長男・阿須加から見た鷹・工藤監督とは

父さん、おめでとう! 次は日本一! 長男の阿須加がねぎらいの言葉とエールを送った

父さん、おめでとう! 次は日本一! 長男の阿須加がねぎらいの言葉とエールを送った【拡大】

 昨秋、監督に就任することを父から告げられたときは「家族で支えるから、頑張って」と伝えました。その後、きょうだい会議(5人)をして、さらに母を含めた家族会議をして…。

 きょうだい会議は恒例なんです。まず家族で福岡に引っ越すか、父だけが行くのか、話し合いました。現役時代は家族全員で父を支える方針で、試合が終わり父が帰ってくる前に必ず会議をしました。勝った日はいいんです。会議なし。負けて帰ってきたときに、次の試合の日がくるまで、どうやったら父が立ち直れるか、子供ながらにいろいろ考えたんです。帰ってくるのは夜中だから「きょうはお前は寝てていいよ」とか「お前はご飯ができるまで父さんの隣でソファーに座ってて」「お前はお茶だして」とか、みんなで役割分担を決めて。

 父には現役時代から習慣があるんです。試合から帰ると、その日行われた別チームの試合を全部見てから、寝る。ダイジェストではなく全てを見るんです。父が妥協している姿は見たことがありません。子供の頃から、ビデオで試合を見ているときの父には声をかけられなかったです。かけたら怒られるんで。

 二人で食事にいくこともありますが、そのときの会話は、あまり多くはないですね。言わなくても分かるというか。男同士だから感じることや、さりげない一言が大きかったり。今はわからないけれど、大人になったらわかることなんだろうなとか…。僕も仕事をするようになって、改めて父を尊敬します。

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