2回、本塁打を放つ阪神・新井=甲子園球場(撮影・森田達也)【拡大】
★故障者にエール
チーム一丸を強調した新井は離脱した仲間の気持ちも背負った。「狩野さん、上本の思い。2人の分も気持ちを持って、常々やっています」。右手を骨折した狩野とは、代打コンビとして戦った時期もあった。左太もも裏肉離れの上本は広陵高の後輩でもあり、かわいがっている。「というか、すぐに上がって来ると思う」と、エールを添えた。
データBOX
◎…新井が中日・大野から今季4号を放った。本塁打は8月19日の巨人戦(東京D)以来。4本の内訳は、先発で3本、代打で1本。
◎…阪神は大野に対し、2013年8月23日以来の勝利。今季はここまで大野を苦手としており、6試合対戦して、大野の3勝1敗、防御率0・76、完封勝利1度、完投勝利1度と抑えられていた。
◎…大野から本塁打を放っている阪神の選手は、7月8日の甲子園でのマートン、8月13日の京セラドームでのゴメスに次いで、新井が3人目。
(紙面から)