2015.9.4 05:04(3/4ページ)

虎・福留、新4番弾V19号ソロ!生観戦の両親に最高親孝行

虎・福留、新4番弾V19号ソロ!生観戦の両親に最高親孝行

お立ち台の福留とマートン=甲子園球場(撮影・中島信生)

お立ち台の福留とマートン=甲子園球場(撮影・中島信生)【拡大】

 負ければ首位陥落だった。しかも前日にはゴメスが練習中に無人飛行機「ドローン」を飛ばし、厳重注意を受け、チーム内の緊張の糸がほどけかかっていた。負ければ今季が終わる。そういっても過言ではなかった。だからこそ120試合目で大きな決断をした和田監督は「あそこで決めるのが孝介らしい」と敬礼だ。

 実はこのカードに限って、鹿児島から父・景文さん、母・郁代さんがバックネット裏に駆けつけていた。1日の初戦が雨天中止。生で雄姿をみせるのは2試合しかなかった。

 「プロはええぞ、孝介。お前が大好きな野球をやって、お給料まで、もらえちゃうんだぞ」

 「僕、絶対にプロ野球選手になる」

 中学生になっても風呂は必ず景文さんと一緒に入った。オヤジの大きな背中を流すたびに夢を語った。学校が終われば父と深夜11時まで練習に没頭。晩飯は日付が変わるころ。早朝4時半に起きて一生懸命作ってくれた母の手作りおにぎりが力の源だった。今年8月に定年を迎えた両親からの教えは、生半可な気持ちでは夢をかなえられないということだった。

【続きを読む】

  • 六回に決勝の19号ソロを放った福留。新4番が虎の危機を救った(撮影・中島信生)
  • 4番起用に応えた福留(右)を和田監督がハイタッチで出迎えた
  • 6回、本塁打を放つ阪神・福留=甲子園球場(撮影・安部光翁)
  • 6回、勝ち越しのソロホームランを放つ阪神・福留=甲子園球場(撮影・中島信生)
  • 広島に勝利し連敗を3で止め、タッチを交わす福留(中央)ら阪神ナイン=甲子園
  • 9回、力投する阪神・呉=甲子園球場(撮影・山田喜貴)
  • 7回、代走を送る阪神・和田監督=甲子園球場(撮影・安部光翁)
  • 7回、走者一掃のタイムリー2ベースを放った阪神・マートン=甲子園球場(撮影・中島信生)
  • 7回、ピンチを封じた先発の阪神・藤浪=甲子園球場(撮影・中島信生)
  • 4回、凡フライの阪神・ゴメス=甲子園球場(撮影・安部光翁)
  • 2回、安打を放つ阪神・今成亮太=甲子園球場(撮影・安部光翁)
  • 1回、安打を放つ阪神・鳥谷=甲子園球場(撮影・中島信生)