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沈まぬサブマリン!燕・山中、今季両リーグ最少96球でプロ初完封

沈まぬサブマリン!燕・山中、今季両リーグ最少96球でプロ初完封

6回、安打を放つヤクルト・先発の山中=マツダスタジアム(撮影・永田直也)

6回、安打を放つヤクルト・先発の山中=マツダスタジアム(撮影・永田直也)【拡大】

 今季初登板にして移籍後初先発の6月12日の西武戦(西武プリンスドーム)から6戦6勝。球団では1958年の金田正一(9戦9勝)以来となる連勝だ。チームは2連勝で2位をキープした。

 「きょうはチームにとって大事な試合で勝てたことが良かった。いい形で明日(12日)、エースのライアン(小川)につなげる」

 遅咲きのヒーローは、14年ぶりのリーグVを呼ぶ使者だ。 (佐藤春佳)

わずか5安打で連打もなかった広島・緒方監督「全く打てなかったわけじゃない。捉えた打球もあったが…。つながらないと得点にはならない」

データBOX

 〔1〕ヤクルト・山中が開幕から登板6試合すべて勝利。ヤクルトの投手で開幕から6戦6勝以上は、国鉄時代の1958年に金田正一が開幕から9戦9勝して以来57年ぶり2人目。金田は2戦目に救援勝利があるため、山中の開幕6戦すべて先発勝利は球団史上初。なお、今季は日本ハム・大谷翔平も開幕から6戦全勝した。開幕からの連戦連勝のプロ野球記録は85年にロッテ・村田兆治がマークした11戦11勝。
 〔2〕96球で自身初の完封勝利。96球で9回完投は今季両リーグで最少。100球未満で9回完封は、2013年6月13日の日本ハム・木佐貫洋(3-0阪神、91球)以来2年ぶり。ヤクルトでは07年9月25日の石川雅規(2-0広島、98球)以来8年ぶりで、96球以下だと86年7月27日の宮本賢治(3-0大洋、96球)以来29年ぶり。

山中 浩史(やまなか・ひろふみ)

 1985(昭和60)年9月9日生まれ、29歳。熊本県出身。必由館高では3年夏(2003年)に甲子園出場。青森・光星学院高(現八戸学院光星高)との1回戦で八回から登板。2回無失点に抑えたが、3-6で敗れた。九州東海大、ホンダ熊本を経て13年ドラフト6位でソフトバンク入団。14年途中にトレードでヤクルトへ移籍。通算成績は33試合に登板、6勝2敗、防御率4.17(11日現在)。1メートル75、82キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸1100万円。背番号68。

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(紙面から)

  • 山中は汗を飛び散らせながら力投し、プロ初完封勝利した(撮影・永田直也)
  • 広島戦に先発したヤクルト・山中=マツダ
  • ファンの声援に応えるヤクルト先発・山中=マツダスタジアム(撮影・永田直也)
  • 完封勝利のヤクルト先発・山中らを迎える真中監督(左)=マツダスタジアム(撮影・永田直也)
  • 完封勝利に笑顔のヤクルト・山中(右から2人目)=マツダスタジアム(撮影・永田直也)
  • 1回、2死三塁ヤクルト・畠山が遊撃に先制内野安打を放つ=マツダ
  • 1回、内野安打を放つヤクルト・山田=マツダスタジアム(撮影・永田直也)
  • 2回、本塁打を放ち、三塁コーチ(左)とタッチを交わすヤクルト・大引=マツダ
  • 5回、3点本塁打を放つヤクルト・山田=マツダスタジアム(撮影・永田直也)
  • 9回、盗塁成功のヤクルト・山田=マツダスタジアム(撮影・永田直也)