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【丸ごとスワローズ】山中に見た努力と勇気…最後は不器用な者が勝つ/ツバメ戦記

【丸ごとスワローズ】

山中に見た努力と勇気…最後は不器用な者が勝つ/ツバメ戦記

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丸ごとスワローズ
7月2日の阪神戦で今季2勝目を挙げたヤクルト・山中

7月2日の阪神戦で今季2勝目を挙げたヤクルト・山中【拡大】

 同じ7月2日、ヤフオクドーム。ホークスは2-3の九回一死一、三塁で、三走・川島慶三が投ゴロで捕手のブロックを回り込んでかいくぐり、左手でベースタッチの神業。逆転サヨナラ勝ちの立役者としてお立ち台に上がった。

 ホークスから山中と新垣渚、スワローズから川島と日高亮、2対2の交換トレードが成立したのは昨年7月20日だった。新垣はローテーションの穴を埋め、数字以上の貢献をしている。今季はまだ1軍出場がない日高も、投手層の厚さにめげず「最後には不器用な者が勝つ」と信じてほしい。

 かつて古田敦也氏、宮本慎也氏はともに日本プロ野球選手会会長として移籍の活性化を求めた。2007年、フリーエージェント移籍に伴う人的補償は「かわいそうだ」と廃止されそうになった。その時「どんな形でも移籍を望んでいる選手もいる」と訴える声が、西都のスワローズ2軍キャンプから上がった。

 ファミリーといわれるが、移籍してきた不器用な選手もファミリーとして再生しようという伝統が、確かに、このチームに息づいている。(加藤俊一郎)

(「月刊丸ごとスワローズ」第19号から抜粋)

「月刊丸ごとスワローズ」第19号

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