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楽天・田代打撃C辞任…オーナーの現場介入に「やっていられない」

楽天・田代打撃C辞任…オーナーの現場介入に「やっていられない」

特集:
移籍・退団
辞任した田代打撃コーチ(右)は若手の育成に定評があり、大久保監督も信頼を置いていたが…

辞任した田代打撃コーチ(右)は若手の育成に定評があり、大久保監督も信頼を置いていたが…【拡大】

 田代コーチは5月、打率が2割台前半に低迷していたペーニャを懸命に指導。その効果もあり、複数安打を重ねるなど、打率は2割6分近くまで上昇。ところが複数安打の翌日、“鶴の一声”でペーニャはスタメン落ち。田代コーチはコーチ会議で「やっていられない。これが続けば辞める」と激怒したという。

 今回の辞任のきっかけには、打撃不振の責任の所在を求めた三木谷オーナーから2軍降格などの配転の要求があったとされる。後任の草野コーチは昨季から2軍で指導しているが、実力は未知数。選手からの人望があり、指導力に定評があった田代コーチがチームを去ることで、選手に動揺が走ることは間違いない。

田代 富雄(たしろ・とみお)

 1954(昭和29)年7月9日生まれ、61歳。神奈川県出身。藤沢商高(現藤沢翔陵高)から73年ドラフト3位で大洋(現DeNA)入団。大洋の主砲として「オバQ」の愛称で親しまれ、通算成績は1526試合に出場、打率・266、278本塁打、867打点。91年に現役引退後、97年から横浜のコーチ、2軍監督を歴任。2009年途中には1軍監督代行を務めた。12年に楽天の2軍打撃コーチ就任。13年から1軍打撃コーチ。右投げ右打ち。

(紙面から)

  • 楽天・最近3年のチーム打撃成績