2015.7.16 05:04(3/3ページ)

巨人4年ぶり借金ターン…名手・村田、まさかのサヨナラ失策で4連敗

巨人4年ぶり借金ターン…名手・村田、まさかのサヨナラ失策で4連敗

自身の失策でサヨナラ負けを喫し、厳しい表情で引き揚げる巨人・村田(中央)=横浜

自身の失策でサヨナラ負けを喫し、厳しい表情で引き揚げる巨人・村田(中央)=横浜【拡大】

 球団首脳の激励は届かなかった。試合前、原監督は東京・大手町の読売新聞東京本社を訪問。渡辺恒雄球団最高顧問(89)と白石興二郎オーナー(68)に前半戦報告を行った。約1時間の会談で、白石オーナーから「思い切ってやってくれ」という後半戦への期待とともに、「チームにも、お前さんにも、私(白石オーナー)にも、ストレスはあるぞ。これから頑張ろうじゃないか」とハッパをかけられたという。

 後半戦は20-22日の阪神3連戦(甲子園)から再スタート。指揮官は「前半戦のような戦い方では到底、われわれの目標とするものは達成できない。まだ上乗せすること、多く課題はある」と危機感を募らせる。リーグ4連覇を目指す原巨人に光が見えない。 (桜木理)

データBOX

 〔1〕セ・リーグは貯金なしのDeNAが首位で前半戦を折り返した。前半戦の首位球団が貯金なしで終えたのは史上初。これまでの首位球団の最少貯金は1953年の大映(30勝24敗3分け)と南海(30勝24敗1分け)、92年の巨人(41勝35敗)、2000年の西武(42勝36敗3分け)が記録した6で、これを下回った。またリーグ全球団が前半戦貯金なしも史上初。
 〔2〕2位以下の球団が借金で前半戦を終えたのは62、65年のパ、11年のセに次いで4年ぶり4度目。
 〔3〕巨人が前半戦を借金(1)で折り返したのは11年(32勝38敗4分けの借金6、シーズン最終順位は3位)以来4年ぶり。
 〔4〕チーム55本塁打はリーグ4位で、個人の最多は長野の8本。前半戦をを終えて2桁本塁打を放った選手がいなかったのは、55年(最多は与那嶺要の8本)以来60年ぶり。

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(紙面から)

  • サヨナラ負けで、マウンドに立ち尽くす沢村。前半戦を最悪の形で終えた(撮影・塩浦孝明)
  • 4連敗。ベンチを引き揚げる原監督の表情にも疲れが見える(撮影・荒木孝雄)
  • ベンチの巨人・原監督=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
  • 9回打者・ロペスを迎える前にマウンドに集まる巨人ナイン=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
  • 9回から登板した巨人・沢村=横浜スタジアム(撮影・塩浦孝明)
  • 巨人・山口=横浜スタジアム(撮影・塩浦孝明)
  • 7回、左前打を放つ巨人・大田=横浜スタジアム(撮影・斎藤浩一)
  • 5回代打・相川(左)を告げる巨人・原監督=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
  • 7回打者・大田の左安打で二走の巨人・鈴木が本塁を突くがアウト=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
  • 7回、巨人・大田の左安打で生還試みるもアウトになる巨人・鈴木=横浜スタジアム(撮影・塩浦孝明)
  • 5回、左前打を放つ巨人・相川=横浜スタジアム(撮影・斎藤浩一)
  • 6回代打・後藤を三振に仕留め、雄叫びをあげる巨人・笠原=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)